2018-02-16 再訪)四天王寺③ 元三大師堂~英霊堂 四天王寺 無縁如来塔の隣に 元三大師堂の入り口があります。 もちろんここを潜ったすぐ目の前にあるのですが 一応、堂を正面に見る門から入っていきます^^; 乾門*1 乾門から元三大師堂までは というか堂のぐるりは墓地のようです。 途中に花塚*2がありました。 堂前近くに百度廻り ここにも転法輪が。 元三大師堂*3 本尊:元三大師(良源*4 諡号*5は慈恵大師*6) 元三大師は智恵の殿堂で、合掌して「ちえの輪」を潜りぬけるとさらに大きな智恵が得られるそうです。 堂前には 合格祈願の絵馬がたくさん。 門(無縁如来塔のそば)を潜ったとろこには 魚籃観音*7 如来地蔵 縁起地蔵 元三大師堂(無縁如来塔のそばの門)の右側には 三面大黒堂*8 本尊:三面大黒天 斜めアングル(中央がせり出ています) 奉納用の 三面大黒天像 大根は 大黒天の使者である 鼠*9の好物とのこと。 宝山寺の歓喜天も大根が好物だったし 天部*10と大根って縁深いものなのかもね? 三面大黒堂の右には 英霊堂 本尊:阿弥陀如来 龍の彫りがなかなかですな! 扁額のぐるりをよくみると猿があしらってあります。 もともとは、聖徳太子の1300年御遠忌を記念し作られた巨大な梵鐘があった鐘楼でしたが 第二次世界大戦中に梵鐘は金属物資として使われてしまい 戦後、柱間に外壁が付加されて、戦没者を慰霊する英霊堂となった。 本尊の阿弥陀如来は、比叡山西塔黒谷より遷座されたものだそうです。 堂内には、5m以上?巨大な金色阿弥陀如来立像がおられました。 一番奥の本坊は関係者以外立ち入り禁止でした^^; この記事で紹介したエリア 前回見落としてた箇所は これで周れたと思います。 (たぶん^^;) LAST 再訪)四天王寺④(Last) 西大門~石神堂 これで前回見落としてた部分は見れたかな? せっかくなんで、西大門からグルっと周って戻ることにします。 西大門 (境内側から撮影) やはり西大門は存在感がありますな。 中央伽藍は前回入ったので、今回は外観のみ^^; 伽藍敷地内にある龍の井戸を見ときたい気もしましたが、伽藍に入るのは有料なのでパスしました。… *1:【いぬいもん】 *2:【はなづか】お花屋さんなどが切られた花の供養をする *3:【がんざんだいしどう】 *4:【りょうげん】平安時代の天台宗の僧 *5:【しごう】おくりな *6:【じえいだいし】 *7:【ぎょらんかんのん】 *8:【さんめんだいこくどう】 *9:【ねずみ】 *10:【てんぶ】如来・菩薩の領域と人間との中間に位置する存在