みむメモ

みむメモ まぁ~なんとかなるさ♪

“みむメモ”とは、「まみむめも」からマを抜いた、要するにおマぬけ談です。。。気まぐれでブログってますw

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四天王寺⑦ 西大門~萬燈院

西大門  通称 極楽門(極楽に通ずる門)ともいうそうです。

門内部の左右には、仁王や随身像でもなく、壁画が置かれています。(ガラス反射で見えにくいです)

      

左:観音菩薩

 

右:勢至菩薩

            

西大門裏側(中央伽藍側から見て正面)

 

左:釈迦如来十大弟子*1

 

右:山越阿弥陀如来*2

門の中で、なにやらバルブのようなものを回してる参拝者さんたち。。。

 

門のシャッターを開閉するバルブでもなく

門の何かが動くとかでもありません。

ましてや機動要塞のように門を方向転換する舵でもありませんw

 

 

 

 

転法輪*3 (いわばマニ車や後生車の門バージョンですね)

これを回転させ、直接法門に触れることで

洗心の功徳を積むことができるそうです。

西大門くぐった正面奥に、中央伽藍の入口がありますが、まずは西大門のそばのエリアを見てまわります。


 

弘法大師修行像

 

外の錫杖と大師の持ってる錫杖は

紐で繋がってます。*4

 

後生車*5

 

土台に「一回一誦*6」の字

黒光りしてる回転部には

般若心経が彫られています。

大師堂 説明不要と思いますが、弘法大師をお祀りしているお堂です。

お気づきかと思いますが、四天王寺には親鸞聖人弘法大師という宗派の違う僧のお堂があるのです。

親鸞の前では「南無阿弥陀仏」、弘法大師の前では「南無妙法蓮華経」と拝むことになりますね。

叡福寺にもあったけど、境内に宗派の違うお堂があるというのは存外珍しいことでもないのかなぁ?)

 


 

阿弥陀堂

 

 

 

本尊:阿弥陀如来

阿弥陀堂の右には納骨堂

 

法然上人*7

      


 

萬燈院*8  紙衣仏*9をお祀りしているため紙衣堂*10ともいいます。

本尊:十一面観音 脇壇:不動明王普賢菩薩

 

びんずるさんかと思ってたけど

これは紙衣仏羅漢さんかも?

紙衣仏羅漢

難病に苦しみながら紙の衣を着て修行したといわれ

死際に「病苦に悩むものが自分を念じたならば、必ず直してやろう」という誓願をたてられたといわれます。

全国でも四天王寺だけといわれ、病気平癒を祈願する多くの人々が参詣するそうです。

    

萬燈院の前に、置いてあった木槌

 

この木槌で、身体の悪い部位を叩き

臼を叩く。

それを交互にすると治癒のご利益。

    

   

香炉足元の天邪鬼

 

 

 

がんばってるねぇ~w 各々違ったポーズで支えたはりますね^^;

   

清浄水井戸屋形

手押しポンプですね。

 

大坂三十三所観音めぐり*11の碑

(大阪ではなく、昔の「大坂」という漢字です)

この記事で紹介したエリア

 

LAST

四天王寺⑧(Last) 中央伽藍

では、中央伽藍*1へ行ってみましょう! 中央伽藍へ入るには、この西重門を潜ります。 外壁ぐるりも一部改修中のようで、ちょいと残念です。 第一代目~現在の五重塔の移り変わりの説明が貼ってありました。 まぢかっw 改修終わるまでかなりかかるやんっ! 去年の8月に来とけばよかった。゚(゚´Д`゚)゚。 重門前の香炉 香炉脚…

*1:舎利弗【しゃりほつ】・摩訶目犍連【まかもっけんれん】・摩訶迦葉【まかかしょう】・須菩提【しゅぼだい】・富楼那弥多羅尼子【ふるなみたらにし】・摩訶迦旃延【まかかせんねん】・阿那律【あなりつ】・優波離【うぱり】・羅睺羅【らごら】・阿難陀【あなんだ】

*2:【やまごえあみだにょらい】阿弥陀如来が山の向こうから半身を現して念仏する人のため来迎し、極楽に救いとろうとする様相を描写したもの。

*3:【てんぽうりん】

*4:外の錫杖に触れることで大師と繋がり、厄除け・健康祈願をする。

*5:【ごしょうぐるま】

*6:【いっかいいちじゅ】一回転で般若心経を一巻唱えたのと同じ効果

*7:【ほうねんしょうにん】

*8:【まんとういん】

*9:【かみこぶつ】紙の衣を着て修業した羅漢

*10:【かみこどう】

*11:移転・廃寺などで現存しない寺社があるので、現在は非公式。