達磨寺③ 千手観音が素晴らしいっ!!
それでは、本堂に上がらせていただきましょう。
境内入山も無料!本堂内拝観(土日のみ)も無料!ガイド案内も無料!
(車で来てないので自信ないけど、駐車場もたぶん無料!)
観光ボランティアの方に確認しましたが、堂内も撮影自由、撮り放題という太っ腹!
奥には、三本尊が祀られています。
70~80㎝ほどの木造仏で、さほど大きくないのですが、重厚感・存在感ともに凄いです!
私的には、千手観音に釘付けです! まるで翼を広げたかのような無数の手!
失礼ながら、拝見するまでは簡略化された形状だろうと期待してなかったので、魅了されまくりですw
蓮台座ではなく、荒々しい切り株のような台座に鎮座されてるのも独特ですね。
千手ならではの法具もしっかり手に持たれてます。
メインのお顔の白毫は丸ではないので、眼のようにも感じますね。(十一面配置も少し変わってる)
さらに
数か所しか確認できませんでしたが、全ての掌に玉眼がついてるそうです!(゚Д゚ノ)ノ
千手観音と云われてる像でも
手が42本しかないもの、また千本近くあっても掌に眼がないものも多い中
墨入れや彫りではなく玉眼をはめ込んでいる。
しかも全ての掌に玉眼がついてるのはここにしかないと思います!!
。。。ただ
手は千本でなく、392本ということ。それでもすごいけどね!(建立当時は500本あったらしいです)
千本あったら、この造形は難しかったかもですが
横にグィ~ンと歪に広がってたり、ハリネズミのように背中までこんもりしてるとか
法具を持ってる手と、広がる無数の手の大きさにさほど遜色を感じない点!
単純に放射状配置ではなく、各々の手の角度を変えている点も凄いと思います。
(ほかの寺院で見られる千本表現の千手観音は、法具持ち以外の手は著しく小さくヒョロ長いものが殆どです)
背面はどうなってるのか、暴悪大笑面*8を見てみたいのもありますが
なによりも無数の手の付け根はどう造形されてる(ランドセル式ではないっぽい)のか
めっちゃ気になるのですが、壁際にあるので拝見できないのが非常に残念です><;