東大寺 大仏殿⑦(Last) 柱の穴
天井まで伸びた直径1.2mの大柱。この大柱64本で、大仏殿の屋根を支えています。
修学旅行生かな? その穴を潜り抜けようとあがいていますw
決して、悪ふざけでやってるワケではなく
『柱くぐり』といわれるもので、潜り抜けると無病息災のご利益があるそうです。
ただ、柱の穴は37×30㎝しかないので小学生なら潜れるかな?という程度の大きさ。
ちなみに、この柱の穴は、大仏の鼻の穴と同じ大きさだそうですwww
(華奢な人なら潜れるかもですが、大の大人となると肩の関節外さないと潜れないかもw爆)
- 「柱くぐり」で定着してますが、何故このような穴が開けられているのか?
- しかも何故この1本のみ穴が開いてるのか?
屋根を支えている大柱は64本あるとはいえ、屋根の重さは3000トンもあるので
わざわざ穴をあけ強度を下げる意味はどこにあるのか?
実のところ全くもって謎のままで、これも東大寺七不思議のひとつとされています。
(一説には、この柱は鬼門にあるので「穴をあけて邪気を逃す役目がある。」とも言われています)
今となっては「柱くぐり」は行列ができることもあるほど人気みたいなので
この柱のみ朱塗りがだいぶ剥げてしまってますね^^;
残念なのは、落書きが彫られてしまってる。(文化財へのラクガキは非常識極まりない行為で当然禁止です!)
如意輪観音台座側面に
数学が得意な人は解けるかもですが、一般人には結構難しい問題だと思います^^;
画像のは問題二となってましたが、問題一のパネル?もどこかにあったようです。汗
気になったので問題一はどんなのか?と調べてみたところ
向かいには
大仏殿出入り口(賓頭盧者の裏手)には
さて、では出ましょうかね。
ちなみに、回廊出口付近にも、お土産やグッズなどが売られています。
(大仏殿とは全く関係ないような天狗面なども売られてましたが^^;)
芝生内には一切は入れませんが、池には黄色の菖蒲が咲いていました♪
ぶっちゃけ当初は、「せっかくだし大仏でも見ておこうか。」というノリでしたが
想像よりかなり見応えがあったので、入堂料払ってでも見る価値は十二分にありました!
(大仏殿は殿内も写真撮れるしね♪)
補足 朝7時半(4~10月 7:30~17:30、11~3月 8:00~17:00)には入堂できるので
殿内をゆったりとじっくり見たい場合は、早めの午前中に訪問されたほうがよいかもです。