みむメモ

みむメモ まぁ~なんとかなるさ♪

“みむメモ”とは、「まみむめも」からマを抜いた、要するにおマぬけ談です。。。気まぐれでブログってますw

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東大寺 『奈良太郎』って誰やねんっw

猫段(昔、山猫が住んでたらしいです)と呼ばれる緩やかな石段を登ってくと

途中に案内板がありました。鐘楼はまだ見てなかったので行ってみます。

 

ぬおっ!めっちゃでかい鐘楼やんっ!! 石段登らずともすでに見えてるというw

 

早速見に。。。と言いたいところですが

石垣側に分岐点があったので、先にそちらを見てみます。

朱鳥居があるので神社ですね。

 

辛国神社*1 祭神:不明

別名:天狗社とも呼ばれているようで、提灯には「天狗うちわ」の紋があります。

東大寺建立の邪魔をする天狗を退治して改心させたことに由来しているそうです)

 

大阪藤井寺市にも辛国(辛國)神社という神社がありますが

そちらと関係あるのかどうかはわかりません。汗

藤井寺市の辛國神社の祭神は饒速日命*2ですが、こちらの祭神は不明^^;)

 


 

 

めちゃんこでっかい鐘楼!!

日本一かどうかはわかりませんが、奈良で一番大きい鐘楼です!

大阪富田林市願照寺の鐘楼もデカさに衝撃を受けましたが、この東大寺の鐘楼はそれよりもさらに巨大!!

広場(という言い方は正しくないけど^^;)の中央にドッシリとデ~ン!と巨大鐘楼がある。
格の違いを感じずにはいられません。東大寺境内の広域な敷地が成せるワザですな。

 

もちろん釣鐘(梵鐘)もドデカサイズです!

大鐘*3とも呼ばれている梵鐘は、高さ3.86m、口径2.71m、重量26.3t もあり

毎年1月1日の除夜の鐘で、108回の鐘突きに一般人も参加(先着800名程度)できるそうです!

108名じゃなく800名?と思われたかもですが、当然ながら撞木*4も大きいワケで

直径30cm、長さ4.48m、重さに至っては200㎏以上あるので、8人程で綱を引かないと突けないそうですw

日本三名鐘のひとつとされており

勢いの東大寺、形の平等院(京都宇治)、声の園城寺(三井寺*5)(滋賀大津)といわれている。

また、この大鐘は『奈良太郎』とも呼ばれているそうです。奈良太郎?なんじゃそりゃw

鐘に奈良太郎という名の童子でも描かれてるのか?と探してみましたがありませんw

この大鐘は、日本三古鐘のひとつでもあり

  • 東大寺の釣鐘を「奈良太郎」
  • 和歌山高野山・根本大塔*6の釣鐘を「高野次郎」
  • 奈良吉野・世尊寺*7の釣鐘を「吉野三郎」というそうです。

 

ところで、上の画像を見て、何か違和感がありません?

撞木が釣鐘に当たる位置がズレているような。。。

これはワザと位置をズラしてるそうで、その昔この釣鐘を突いたところ

三日三晩、鐘の音が鳴りやまなかったためにそうしている。と云われています^^;

(ほんまかいなっwかなり怪しい史実だなw)

 

もうひとつ、違和感ありますよね?w

なんと、鐘楼の中に御朱印授与所があるのですwww

(鐘楼の御朱印があるだけでもかなり珍しいかと^^;)

御朱印(300円)には、大梵鐘と筆入れしていただけるようです。

インパクトもあり、決して汚い字ではなかったのですが

失礼ながら、大仏殿や二月堂のように文字に美しさを感じなかったので

こちらの御朱印は頂いておりません。汗 東大寺で全ての御朱印となると、15種類以上も頂くことになるので^^;)

 


 

鐘楼のぐるりには、お堂があります。

俊乗堂*8 本尊:重源上人*9坐像

 

行基*10 本尊:行基*11菩薩

念仏堂 本尊:地蔵菩薩

 

この先を進んでくと二月堂へ出ます。
(自分は逆回りしたワケですが、本来は南大門→大仏殿→鐘楼→二月堂と参拝するのが王道でしょうね^^;)

この記事で紹介したエリア

 

*1:【からくにじんじゃ】

*2:【にぎやはぎのみこと】

*3:【おおがね】

*4:【しゅもく】釣鐘を突く棒

*5:【みいでら】

*6:【こんぽんだいとう】

*7:【せそんじあと】

*8:【しゅんじょうどう】

*9:【ちょうげんしょうにん】10数年の歳月をかけ東大寺の復興を成し遂げた人物

*10:【ぎょうきどう】

*11:【ぎょうき】大仏造立の立役者