東大寺 法華堂(予備知識を得て入堂すべしw)
当初は羂索堂と呼ばれていたが、毎年三月に開かれる法華会にちなみ法華堂や三月堂と呼ばれるようになった。
マナー違反なのですが、5/4時点では入堂はせずに、ご朱印のみを頂きました。汗
御朱印だけでも受付てはもらえますが、礼儀てきにはよろしくない行為であると補足しておきます。
自分のように、趣味で御朱印(デザインだったり文字の美しさなどに着目)を集めてる人もおられると思いますが
本来は参拝の証として頂けるものなので堂内参拝せずに御朱印だけを頂くというのはホントはNGです。
(次元は少し違うけど、映画館で映画は見ずにパンフレットだけを買って帰るのに近い行為です^^;)
5/19 大仏殿訪問時に、あらためて法華堂も堂内拝観させていただきました。
一面三目八臂の姿をしており、人間道を救済する観音さま。
法華堂パンフレットには記載されてない注目ポイントが2つあります。
- 法華堂本尊がかぶっている宝冠は、世界三大宝冠の1つと云われているそうで中央の像も含め、金属部分は全て銀*8で出来ており、翡翠・琥珀・水晶・真珠・吹玉など2万数千個の宝玉があしらわれています。
- 八臂のうち、中央の合掌している手は小さな水晶玉(如意宝珠*9)を挟んでいる。
「木を見て森を見ず」の逆バージョン?「木を見て葉を見ず」みたいな?
じっくり拝見したつもりでも、この予備知識がないと、まずそこまで目はいかないかとw
仁王といったほうがわかりやすい金剛力士ですが
一般的には上半身裸なのに対し、こちらのは阿形・吽形ともに鎧を纏っています。
四天王は大抵1体の天邪鬼を踏んづけていますが、広目天のみ2体踏んづけていました。
広目天以外の三天は槍を持っていました。(広目天は筆と巻物を持っています)
増長天のみ兜をかぶっており鎧の上にストール?を巻いてました。(これは持国天じゃ?思った^^;)
配置図からもわかるように、広目天・多聞天は後方なので近くで拝見できません。
(執金剛神は秘仏で、特別開扉の日(12/16日)のみ拝観できるようです)
双眼鏡や望遠鏡があればなぁ~。。。
双眼鏡などの使用は禁止されてないみたいですが、堂内の監視員にカメラと誤解されるかもなんで、使用にはちょいと勇気いるかもですなw
ちなみに、元々はこの10体のほか日光・月光菩薩などもおられたそうで計16体祀られていたのですが 16体中の6体は、現在東大寺ミュージアムのほうで展示されているそうです。
法華堂の前(というか、手向山八幡宮の前)にあるよく似た形状の2つの建物