文殊菩薩
「三人寄れば文殊の知恵*2」ということわざでも御馴染みの智慧を司る菩薩です。
その名の通り、学業向上や合格祈願のご利益があるそうです。
文殊菩薩の特徴
獅子に乗っている。(獅子のいない蓮華座に乗っている場合もあります)
本来は、禽獣座の上にさらに蓮台を設けてそこに座っているという造形が多いんだけど
現実てきにそれだと「曲芸なみのバランス要るんじゃ?w」と思ったので、直座にしました!^^;
獅子は知恵の威力を象徴しているそうです。
如来に限らず、蓮華に座している場合は結跏趺座が一般的ですが
神使に蓮台を配さず乗っている場合は半跏趺座か遊戯座*9か、多いです。
右手に利剣、左手に巻物を持っている。
全然関係ない ほんまどうでもいい私事なんやけど
わたくしめは座禅ができなかったりします(;^_^A (足首の骨折れそうで痛いのでwww)
今、このブログを書いてるときもそうですが
気づけば椅子に座って半跏趺座をしてることが結構多いですw
ただし、畳や直接床に座るときは、おっさんなのに。。。
左足を下にしたレレ字にする女座りが一番楽だったりしますwww激爆
(なのに、ルの字の女座りは、骨盤が砕けそうに感じるので出来ないというw)
通夜などで、正座(すぐしびれて立てなくなりますw)をしてるとき。。。
「正座だと疲れるので、どうぞ足を崩してください」と言われると
右足を下に入れた半跏趺座をするのやけど。。。これも長時間してると
右足先がしびれて感覚なくなるので結構ヤヴァいですw
幼いときから菩薩ってこと?菩薩にも幼児期があるってことなん???
っていうか、菩薩に年齢ってあるんやろか???^^;
ことわざにもあるとおり、「文殊の知恵」と書きますが
知恵と智慧では意味合いが異なるようです。
簡単に書くか難しく書くかの違いではありません。
賢さ・頭の良さを意味しますが
悪知恵(詐欺などの狡猾な賢さの知恵)や猿知恵など
悪い意味でも使われます。損得勘定の働き。
自分は、浅知恵かな^^;
(仮に、真偽が分かっても、損得勘定で動きそうだわw)
ま。三人いてたら何かよいアイデアでそうな気もするので
「文殊の知恵」のほうがしっくりきますがね^^;
*2:「凡人でも、三人集まって、相談すれば、仏様のような知恵が出る」という意味
*3:【しんし】主神(仏)に仕える動物(神あるいは仏の使い)
*4:【りけん】煩悩や魔を打ち破る仏法刀
*5:【ごけい】
*6:【けっかぶざ】左右の足の甲をそれぞれのももの上に乗せて組む。いわゆる座禅です。
*7:【はんかふざ】一方の足を組まずに足の下に入れる形
*8:【きんじゅうざ】獅子や象などの動物の土台
*9:【ゆげざ】曲げている足がひざに乗っていない
(そのほか足の膝をたてる、組むなどのいわゆるくつろいだ座り方全般を遊戯座といいます)
*10:【しょけ】無益な議論
*11:髻が1つのみという場合が多いのですが
他の菩薩で五髻のものはいないので特徴としてあげました
*12:【もとどり】髪を束ねたもの