石ころ穴あけのやり方 (一部邪道w)
海岸や川原の石ころって、大きさ厚さにもよるけども
手で摘まんでエイっ!ってしたらポキって折れるちゃうようなものから
釘などではキズすらつけれないようなものまで、硬さも色々あったりするのですよ。
(大まかな目安としては、表面がザラザラしてるものは比較的柔らかく、ツルツルしてるのは硬いです)
柔らかいといっても、①の石でさえ普通の金属ドリルだと穴あけ困難な硬さです。
⑩の石英ともなると、金属ドリルではドリル刃のほうが
磨耗で削れてしまうか折れてしまうほどのツワモノです!
(って、シーグラスにヒビ入ってますなっ><;)
先っぽが球体のものだけでもあけれますが、先細りの棒状のものもあると楽です。
あけ方をシャメで説明したかったんですが
いかんせん上手く撮れず。。。なので、図にしてみましたっ^^;
(穴をくり貫くというよりは、徐々に削りながら穴を貫通させるという具合です)
①穴をあけたい位置にエンピツやマジックなどで点を打つ。
②低速回転にし、目印を先球ビットで軽く当てながら窪みをつくる。
ビットが滑らないように、とっかかりのキズをつけるという雰囲気です。
(高速回転や、強く押し付けたりするとビットがズルって動くので、必ず低速で)
③ビットがズレないことを確認したら、様子を見ながら高速回転で削っていく。
ビット先の球(1~2mmくらい)の部分が石に入るようになったら
グリグリ回しながら押すように削る。
石を水に漬けた状態でするのがセオリーなのですが
自分の場合は削れ具合がわかりやすいので、水には漬けずにやってます。
(ただし摩擦で火傷しそうなくらい石が熱くなるので、熱を持ち出したら一旦水に漬けて冷まします)
④2mm以上深く削れたら、先の尖った棒ビットに付け変えて
高速(場合によっては低速)で深く削っていく。
(実際には、球ビット→棒ビット→球ビット。。。と、様子を見ながら削っていく感じです)
石がガラスほど硬くない場合は
⑤そのまま深く削り進めていくと。。。
ガラス・ガラスより硬いもの・湾曲してるもの・1cm以上の厚みがあるもの の場合
①~④まで終わったら、次は裏返し
あとは、貫通穴を表面と同じ径にして完了なのですが。。。
ガラス(シーグラス)は
この作業時に高確率でヒビが入り、割れにより破損しますので
表面と同径にしようとはせず
紐が通せるくらいまでの穴で留めておいたほうがいいです。
水に漬けっぱなしであけないなど
若干邪道なこともしてますが、自分的にはこのやり方がしっくりきています。
洗面台に水を張って、そこでやるのがいいかと。。。
石が熱くなってきたらチャポンって感じで冷ましましょうw
あとは気合と根性ですw
ただし。。。あんまり力みすぎると
あせらずにじっくりじっくりと地道にあけましょうw